2019年、栗林製材株式会社はお陰様で創業92年、株式会社に改組して70年を迎えることができました。これも皆様の温かいご支援の賜物であると厚く御礼申し上げる次第でございます。
現在、日本の森林は戦後植林した木が伐採期を迎えております。神奈川県の森林も同様の状態です。しかし、木材の価格が低迷することにより供給が減り、その結果、間伐はされていますが、山は荒れてきてしまっています。
異常気象の一因に地球温暖化が叫ばれている今、二酸化炭素を吸収して酸素を排出する木材は貴重な資源です。杉や桧の場合植林して20年位までが二酸化炭素を吸収して酸素を排出する一番活発な時期であります。そして伐採されるまでの間、その吸収した二酸化炭素を蓄えて固定化してくれています。だとすると住宅も20年〜30年で建て替えるのではなく、森林を伐採するサイクルに合わせ長期に渡り使用していかなければなりません。そのサイクルに合わせ植林と伐採を繰り返していかなければなりません。木は再生産できる資源です。すなわち気を切ることは環境破壊ではなく、環境保護に繋がるのです。神奈川県も神奈川県産材の販売に力を入れております。相模原市では津久井材として販売しています。私達栗林グループでは神奈川県産材、特に津久井産材を積極的に取り扱うことにより、環境保護に協力しております。
そして、今後も皆様と共に、お客様の快適な住まい造りのために皆様のベストパートナーとなるために次の事を実践して参ります。
・私達は、お客様に安心してお付き合いいただける会社を目指します。
・私達は、健康面でも構造面でも安全な住まい造りを目指します。
今後とも尚一層のご愛顧・お引き立てを賜りますようにお願い申し上げます。
代表取締役 栗林 一郎
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